Physio One 評価シートの使い方ガイド

概要

Physio One評価シートを一番効果的に使うにはどうすればいいかを各セクションごとで説明していきます

  • まず、評価シートは各部位ごとに分類されています。患者の主訴の部位を基に評価シートを選択してください
  • 評価シートの1ページ目は部位に関わらず統一されているため、患者の主訴が二部位に分かれている場合は、各部位評価シートの2ページ目を足していって下さい
    ・例:患者が腰と手に痛みを訴えている場合は腰背部の評価シートと手部の評価シートの2枚目を使用します

基本情報の問診

視診・触診

  • ここでは、視診や触診で気づいたこと、評価や介入に有用な情報を記録します
    例:圧痛、腫れや感覚異常、可動性が低下している部位など。空いてるスペースを自由に使い記録できます

スクリーニングテスト

  • ここでのスクリーニングテストは動作パターンのスクリーニングを指します
  • 各部位のクライテリアにそって+・ーの評価をしていき、動作パターンに異常があるかを確認します
    例:頚部の動作スクリーニングをする場合、顎が胸につく場合は+つかなければーに印をつけます
  • 動作パターンのスクリーニングをされたことがない場合は以下のページで学べます
    動作パターンのスクリーニング

スペシャルテスト

  • それぞれの部位における代表的な疾患とその鑑別評価に使えるスペシャルテストの結果を記入します
  • 陽性の場合は+、陰性の場合はーに印をつけます
  • 評価精度や方法は各スペシャルテストのページをPhysio Oneで検索して学べます
  • 評価方法から検索してください

理学療法評価

  • Physio Oneの各疾患ページにおける主な評価項目にそって記録します
  • 可動性とMMTは表にそれぞれ記入します
  • 神経学テストのデルマトームは視診の図に書きます
  • 神経力学テストの方法はPhysio one の評価ページを参考にしてください。症状が誘発された場合は+に印をつけます。余白に角度なども記録しておくとさらに分かりやすくなります
  • ファンクショナルテストで分からないものがある場合は評価方法で検索して学べます
    例:片脚立ち上がりテスト
  • 空いているスペースは評価に追記しておきたいことをメモできます
    例:MMTや可動域評価時の代償動作など

介入プラン

  • 介入プランのおおまかな内容を記録します
  • できるだけ具体的に書き、介入後の再評価における結果も記録するとさらに分かりやすくなります

 

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